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初心に帰れるバイブル! 10分で学ぶ『心。』

2020-10-20
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稲盛和夫著『心。』の評判
人生の全ては自分の心が映し出す
そんな内容から「宇宙の心」にまで発展し、スピリチュアルな内容かと思いきや
その根底は自らの心を高め、魂を磨くこと。そして人のため世のために尽くす「利他の心」で生きるというテーマを
貴重な経験談を通して語ってくださっています

そんな中でも奥様との出会いのエピソードがとても素敵でした。
・人生を支えてくれた妻という存在
京セラを設立する前、京都のメーカーでセラミックの新製品開発で日に継いで働いていた。
研究に没頭するあまり会社に寝泊りをして、食事も適当なもので済ませるといった不規則で不健康な生活を送っていた。
ある日のこと出社して自分の机の上に弁当が置いてあった。
ありがたくいただくと、翌日もその次の日も弁当が届けられた。
実はそれが当時の同僚であった、のちの妻が置いてくれたもので
その弁当はおいしく、私にとってありがたいものでした。

仏教の世界での「三毒」は怒り・欲望・愚痴 なのだそうです。
これからの人生をその三毒に振り回されるのか、それとも感謝の心を持って心を磨いていくのか。
この本を読んだその日からの心がけでこれからの人生が大きく変わりそうです。
先に「生き方」を拝読し、現代の名経営者稲盛和夫氏の成功のエッセンスを学びました。

本書はおそらく稲盛氏の最後の集大成となる「正しく生きるための心」が書いてあります。
すなわち「良心に恥じることのない選択」「利他の心」「万物への感謝」など経営者と言うよりも
あたかも宗教家のような「心」の持ち方が詰まっています。

稲盛氏の卓越した成功の背景には「正しく生きる心」があったのです。

本書には「生き方」には記載されていなかった「労働争議時代の逸話」などが記載されており
成功の裏にはそれを超えるような苦難にも面していたことをうかがい知ることができます。

個人的には会社員人生にはまだ先がありますが、稲盛氏のスピリットや心も持ちようを少しでも見習い
社会人として生きることが、少しでも世のため・人のためになるよう、精進したいと思います。
販売実績が日本で120万部を超え、中国では200万部を超えた稲盛さんの書籍「生き方」をも上回る稲盛さんの集大成となる書籍です。全ては「心」に始まり、「心」に終わる。「心(考え方・思い)」がいかに重要であり、どう人生に影響を与えるかがこの書籍を読めば理解できます。大学生の息子、専門学校生の娘に贈呈したいと思います。