あなたにピッタリな一冊が見つかるWEBメディア【書評王】

ワケあり同士の可愛い物語『夜明けのすべて』を書評します!

2020-12-10
71View
瀬尾 まいこ著『夜明けのすべて』の評判
人は人の温かさで癒される 人は人の為に生きられる、、涙しながら読みました。
友人がパニック障害だと知った時、何ができるかを一生懸命考えた日を思い出した。一生懸命考えてくれていることが嬉しい。こうやって愚痴を聞いてくれることが嬉しいと言われた。この本は出口がないかもしれないと思う人のの処方箋だ。
ちょっとした前のめりの善意(おせっかい)が、救いになるいいお話でした。

ただなかなかわたし達が生きている社会で、
病気があっても配慮してくれる職場
病気が改善するように助けてくれる同僚
退職後でも気に掛けてくれる元上司
居るだろうか・・、、

PMSで1か月のうちわずか数日だけ精神のコントロールができない藤沢さん。
パニック障害の山添さん。
2人とも病気が発現しなければ、仕事はできるわけで、人生100年時代。
長く働く世の中ではライフイベントや病気で、一時的に働けなくなったり、制約があることもあると思われるが、それにより退職せざるを得ない社会より、そうしたときでもお互いカバーしつつ、働いていける方が全体の生産性が保たれ、生きやすい世の中のように思います。
いろいろありますものね。

山添さんが自転車に乗るシーンは何か吹っ切れたようで、素敵でした。