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人を「愛する能力」は日々鍛錬するものだ! 『愛するということ エーリッヒフロム/著』 人が「生きる意味」は、「愛のため」。

2020-07-17
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エーリッヒ・フロム著『愛するということ 新訳版』の評判
久しぶりに好きな人ができて、何を思ったかこの本を手にとりました。
自分のことが書いてありました。
自分が愛されることを考えていて、愛は対象の問題であるとばかり考えていました。
運命の人に出会いたい
愛されたいモテたい
好きになってほしい
いまよりかわいくなれたら、仕事頑張ったら、稼いだら、もっと素敵な人に出会えるはず

求めていてばかりで、何一つ与えようとしていない自分に気づきました。

わたしは自分のことが大好きで、自己愛が強い人間だと思っていましたが、もしかしたら勘違いだったのかもしれません。
ただナルシシズムが強いだけで本当の意味では自分を愛せてなかったのかもしれません。

一方、いままで出会った大切な人たちを思い浮かべるとかなり完璧に近い形で愛されていたんだなあって思いました。

文章は平易ですが、理解して実践するのは難しいです。
この本に書いてあることをより多く腑に落ちるようにしていきたいです。
正しく人を愛せるようになりたいです。
与えられるよりも与える人になりたいです。

いま実践してることは、
自分を大切にすること、
話を聴くこと、
いいと思ってるところを伝えること、
そのまま受け止めること、
相手をちゃんと知ることです。

何度も読み返して自分のものにしていきたい本です。
彼女と喧嘩をしてあなたにとって愛ってなんなのと言われた俺はこいつをポチって理論武装し愛とは何かを熱く語った
結果振られた
以前大好きだった人にこの本を教えてもらい、その人と付き合う前、別れた後、2回ほど読みました。
読む時期によって心に刺さる部分が異なり、人生において何度でも読み返したいと思う本です。
付き合う前に読んだ時は特に気に留まらなかった部分でも、別れた後にすごく心に響く部分がいくつもありました。
付き合っている時に気づきたかったことを、別れた後に本を読み返して気づかされ、胸が締め付けられました。

気がつけば、大切な人を失ってしまうのではないかと怯え、
『相手が「理想とする」「魅力的だと思う」「好きだと思う」であろう人』になろうと必死でした。
相手の本音をきちんと確かめず、勝手に相手の理想を想像し、知らない間に相手も自分のことも苦しめていました。
結局は、人の話をきちんと聴いてこなかったのです。
本に記載のあることは共感する点が多々あるのですが、それを実践することは本当に難しいです。
今となっては後の祭りですが、自分も自分に関わる全ての人も幸せになるために、「人の話をきちんと聴く」「自分はどうしたいのか」を大事にして前に進みたいと思います。