「直感で生きる」を読み、自分の心を大切にしながら生きることができるようになった
私は約15年前、いわゆるブラック企業で勤務しており、大きなストレスを抱えていました。
入社してから3ヶ月後に、いきなり30%も年俸を削減されてしまい、生活していくことがギリギリの状態に追い込まれました。減俸の理由は、人事考課の結果、最低であるとの説明を受けたのですが、会社側は、私が入社したあと給料を減らす予定でいたことは明白です。
入社してから3ヶ月後ですから、人事部に頼んで入社した事実そのものを取り消してもらうことができません。かといって、わずか入社3ヶ月で退職してしまっては、面接先で「この人間は採用しても長続きしない」と思われてしまい、転職活動が成功しないことは明白です。私は不満を内面に抱えたまま、その会社で仕事を続けました。
ところが、私が年俸減額について強い不満を抱いていることを社長に知られてしまうと、さらに社長は私に嫌がらせを仕掛けてきました。当時、私はひとりで法務職を担当していたのですが、新たに法務担当の同年代の社員を入社させたのです。しかも、その社員は毎日私に嫌がらせをしてきました。